大きなデッキを張り出す!

 

 

静岡県三島市。
古くからの知り合いであったクライアントの縁で、この離れた土地に庭をつくることになった。富士山を見ながらゆっくり温泉にでも入ろうかと思って引き受けたが、思いの外、遠い場所の現場は大変!
まずは、職人さんを探すことから始めなくてはならなかった。今回のプランはシンプルなのでウッドデッキなどをつくってくれる大工さん、コンクリート工事の外構職人さんが居ればなんとかなりそう。大工さんは作業日数も少ないので、名古屋から行ってもらうことになった。さすがに外構職人さんは現地の方でなくては難しい。しかし色々なところで繋がっているもの。大工さんの知り合いで三島市の職人さんが見つかって一安心。なんとか工事できた。
植栽や特殊なサインなどは、僕が直接工事することに。やはり最後の仕上げは自分でしないと安心できない。

この現場は、間知石積み擁壁の上に建物が建っているので、高低差が高いところで3mほどある。そのため庭を取ることが難しい配置。そこでリビングからはウッドデッキを擁壁ギリギリまで出して広く段差のないスペースをつくって見晴らしの良い遊び場所をつくった。クライアントには二人のお子さんがいらっしゃって、まだ小さいので広々としたデッキは丁度いいと思う。駐車場とアプローチはシンプルな線で配置してアオダモをシンボルツリーにした。
ウッドデッキのフェンスと玄関のウッドフェンスの雰囲気を合わせて統一感のある風景ができた。そこで、サインやインターホン、ポストがバラバラとつくとかっこ悪いと思い、アイアンプレートでスッキリとデザインした。ポストの箱もなるべく飛び出ないようにして色合いも濃い茶色。インターホンとポストの穴もなるべくフラットに見えるように工夫している。これで、まとまりのある門構えとなった。

デッキ前の細いウッドフェンスのおかげで、目線、光、風が通る健康的な場所ができた。数年後には子供達も大きくなって使い方も変わってくるだろう。土の部分がほとんど無いので、デッキにプランターなどを置いて植物を育ててくれたらいいなと思う。

これからは、年に一度は点検を兼ねてお邪魔したい。次回は温泉にでも入りながら。