小さな面積でも、ここまでできる!

敷地が小さくても残念がることはない。そんな小ささが良い雰囲気をつくることもあるのである!

この庭は、まさにそんな庭だ。奥行きは2mそこそこしかない。しかし、そんな狭さも感じさせない、こじんまりとした落ち着き感がよくでている。何もない土の状態の方がよほど狭く感じたものだ。花壇はレンガを積んだ。レンガはイギリスのアンティークレンガ。アンティークレンガというのは、古レンガのことで、イギリスのどこかで使われていたものだ。玄関前の駐車場スペースも元々はコンクリートだった。その上に薄い石を貼って石畳をつくり出したのだ。この石も古いもので、ヨーロッパの石畳で実際に使われていたものだ。昔の馬車などの往来で石の表面は丸みを帯びて、優しい雰囲気になっている。

さて、植栽は。床に生えているのはヒメイワダレソウ。中央部分は踏まれるので草丈も小さくなっているが、縁の方は白い花をつけている。なかなか可愛らしいと評判だ。花壇の中はハーブ類を中心にして賑やかな雰囲気にしたかった。それからバラもある。白い薔薇は「ザ・ナン」もう一つの薔薇は「ヒマラヤンムスク」。ヒマラヤンムスクは棘が鋭いので、誘引は大変だけど花が一斉についてとても綺麗だ。それからポイントに、「アジサイ・アナベル」これがあるととても華やかになる。とても丈夫で重宝している。高木は、「ジュンベリー」。赤い実がたくさんなって、鳥たちもたくさん来るようだ。

小さくても楽しみ方はある。この庭は、デザインからレンガ積み、石貼り、植栽まで全て私一人でこなした。このくらいの大きさの庭なら、楽しみながら一人でコツコツつくれるのだ。ぜひ、チャレンジしてもらいたい。庭は自分でつくるのが一番! 自分でできないところはアトリエ心庭に頼もう。