庭のリフォーム | 和庭を使いやすく明るい庭にする #WORKS 058
和庭のリフォーム
先代からの和庭を面影を残しながら新しい風を入れる。更地から考えるときに比べても難易度の高い仕事です。思い出のある庭の良いところを残して、新しくつくりかえます。具体的には、芝生の面積を減らして石敷と土舗装と砂利のスペースをつくります。それに加えて植栽の整理をしていきます。残す木を慎重に選びました。庭の背景となる常緑樹が多いので、数本減らして明るい庭になるように風通しの良さを考えました。そして、石の長い道を庭の中に一本通すことで、軸となり庭に一体感が生まれます。
ちょうどいいバランスで庭が生まれ変わったと思います。既存の庭の材料を使ってうまくできあがってとても嬉しいです。これからもこの庭の成長を見守っていきたいと思います。