アアルトのセイナッツァロの村役場 | 2014フィンランド旅#009
アアルトの公共建築
これまではアアルトの住宅を見てきました。今度は公共建築です。
その名もセイナッツァロの村役場です。舌を噛みそうな名前だな、が第一印象でした。マイレア邸を見て満足していたこともあり、そんなに期待していませんでした。
しかし、この建築はとても美しく、とっても気に入ってしまいました。レンガばかりなので重苦しい雰囲気かと思いましたが、そんなことはなく、明るい赤煉瓦のリズムが外壁だけでなく、室内の廊下などにも入り込んでいて、とても落ち着いた雰囲気でした。
そして、写真の議会場。レンガも色が濃く、重い雰囲気を醸し出しています。議会は重く厳粛にということなのでしょう。照明や窓も限定的で重厚な雰囲気づくりができています。アアルト、さすがです。