アトリエ心庭

手描きで外構図面を描くということ

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手描きで外構図面を描くということ

手描きで外構図面を描くということ

アトリエ心庭は、手描きの図面にこだわる

最近はめっきりと減ってきた手描きの図面によるプレゼンテーション。CADの進化が凄まじく本当にリアルなパースが描けるようになってきました。そんな中、私はあえて手描きで平面図、パースなどを描いています。

単純に自分が手描きの絵が好きだということもあります。風景画家の奥津国道さんの絵にあこがれて水彩でパースを描くようになりました。ただ、それ以上にお客様の反応を見ていて感じることがあります。それは、細かいディテールが描かれていなくても庭全体のイメージが伝わりやすいということです。お客様からCADの図面よりも雰囲気が伝わりやすいと感想をいただいたこともあります。手で描く線から何か伝わってくるものがあるのだと思います。

 

一人の人間が、最初から最後まで庭に関わる大切さ

アトリエ心庭は、私以外のスタッフがいません。私が、初回の打ち合わせから図面、パースを描き、現場管理をして、庭の完成まで見届けます。以前働いていた会社では、営業、設計、現場監督、アフターその全てに担当者がいて分業されていました。私は設計者として、一貫して関わらないといいものができないと判断しました。

特に庭は自然の素材が多いので、図面で表現しきれないという面があります。一人の人間が庭づくりの最初から最後まで通して関わることで、イメージのブレの無い仕事ができるのだと思います。他の人にCADで図面を描いてもらったり、現場監督を任せたりするとイメージを共有することに余計なエネルギーを使ってしまいます。私は、庭づくりそのものにエネルギーを注ぎたいので、自分でできることは極力自分でやっていきます。

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