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聴竹居を訪ねて | 建築巡り

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建築家 藤井厚ニ設計のエコ住宅

聴竹居は、日本の気候風土に根ざした日本の住宅の理想形を追求した住宅です。環境共生住宅の原点とも言われています。日本には日本の風土にあった住宅の形がある。私もそう思います。

気候は年々変化し、夏は非常に暑くなりました。20年以上前は、観葉植物だったシマトネリコが関東でも冬を越し、今では増えすぎて困るほどです。

日本の自然環境は、これからどうなっていくのでしょうか。そんな時代でも、自然環境を生かした住宅や庭を考え、提案し続けていくことはとても意味のあることだと思います。

この聴竹居を訪れて、この空気に触れて、より一層、そう感じました。

自然をいかに身近に感じるか

聴竹居の一番のお気に入りポイントは、このコーナーの窓です。

外の風景を正面から側面につなげています。角に柱があると、そこで区切れてしまうのですが、このコーナーを繋げることで、樹々に囲まれている感じがでます。ここに座って外を眺めていると、シェルター化が進んでいる現在の住宅の流れを一度考え直した方が良いのではないかと考えてしまします。

自然に直接触れる機会も減っています。葉っぱや土を素手で触ることがないという人も多いのではないでしょうか。私のお客さまたちの中でも、素手でイモムシを触れるという奥様は2人しか知りません。それほどの自然離れが当たり前になっています。私は、何とかしてもう少し自然との距離を縮められないかと考えているのです。

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